2020年9月3日発売『浮世絵の解剖図鑑』(著者:牧野健太郎/発行:エクスナレッジ)にて、白井匠先生(白井図画室)のイラストに着色で参加させていただきました。
本書では、実在する様々な浮世絵が2色刷りで掲載されております。 白井先生が忠実に描き起こした線画に、2色に変換した色をつけていく作業を担当しました。 『太閤五妻洛東遊観之図』(128-129頁)や『日本橋魚市繁栄図』(64-65頁)、『吉原遊郭の景』(88-89頁)等が特に複雑な仕上がりとなっております。
普段確認する機会の少ない浮世絵の細部をしっかり見ることができた、貴重な経験となりました。
今回は奥付にて「イラスト協力」というかたちで名前を載せていただいております。
(目次の終わりあたりです)
現代の視点から浮世絵を通して江戸時代の文化が見えてくる、とても素敵な本です。
お見掛けの際は是非お手に取って見てくださいね。
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